どうなっていくんだろう?

ブログをやめてから随分と時間がたった。

58歳になろうとしている自分を最近不思議に思う

決して真面目にやってきた訳でもなく、かといって悪人でもない自分

一般的なおじさんの病気は持ち合わせているが大きな病気はとりあえずなく

忙しくも平凡な日々と言えるだろう。自分自身において言えば。

 

コロナが猛威を振るい始めたころ、二つ上の兄が死んだ。肝細胞癌。入院中クラスタ

で院内感染、発症はなかったが面会も何もできずステージ4だった癌によって死んだ。

通夜も葬儀もなく即日火葬し130㎏あった兄を2㎏ほどの壺に入れて連れて帰った。

まだ学生の子供二人、障がい者の嫁を残し死んでいくのをどう思っていたのだろう。

兄が死んだ年齢を二月前に迎え、自分と重ねてみる。

三人の子供は成人し、発達障害のある子は自宅にいるが、ほか二人はそれぞれの道を

歩んでいる。妻はつい最近乳がんが見つかり摘出手術を受けて今は抗がん剤治療中。

乳がんと分かった時にはさすがに動揺した。兄の死が蘇る。

その直前にも怪我による父の入院、体調を崩していた義父の入院とまさに何かの

呪いのように不運が続いた。最近、兄の夢を頻繁に見る、ま、兄が主役じゃないけれど

昔のままの兄貴がそこにいる。きっと兄貴の死を受け入れられていないのだろう。

母は長い間の人工透析の末、多臓器不全で数年前に他界している。

母の夢によく出てくる。でも一緒には出てこないのよね~

 

高齢の親父に、知的の障害を持つ兄嫁、専門学校に通う甥と姪。

もう自宅には戻れないであろう義父、それを一人待つ義母。

発達障害の長男に、乳がんの妻。

みんなを見ていなければならない。もう余裕もなくいっぱいいっぱい。

まだ全員がそれほど直接手がかかる訳ではないが、この先のことを考えると・・

 

どうなっていくんだろう?

 

なるようになるさ!そう思うしかない。後悔しないように、出来ることを

少しづつ積み重ねるしかないのかな~?

 

とりあえず今は妻の回復と薬で抜け落ちた髪の毛が生えそろうのを待って

中尊寺立石寺、そして日光東照宮を巡る旅行を計画中。